深田サルベージ建設株式会社

未来を見据えた海洋開発事業への挑戦

豊富な経験と実績を日本の未来へ切り拓くために活かす

海から社会の発展に寄与する

弊社は明治創業以来、一貫して海を舞台に営みを続け、海の安全を守り、沿岸域の開発に携わって海洋国家・日本の発展に貢献してきました。
現在では、未開の地・深海域における海底資源調査など将来を見据えた取り組みに深くかかわり、海底資源商業化やエネルギー革命など、未来の我が国の発展に影響をおよぼす分野において重要な役割を担っています。

海洋開発事業への取り組み

弊社は1997年に水深2200mの海底からマンガン団塊を採取する実験を成功させるなど、海洋資源や深海に関わる様々な実験工事に関与し、この分野の先駆的企業として実績を積み、技術力を磨いてきました。

2010年に導入したROV(無人潜水機)「はくよう3000」はExcavator(掘削機)を装備して、海底熱水鉱床を掘削し試料を回収して船上に持ち帰りました。同機はそのマニュピレーターを用いて海水熱水鉱床の岩石サンプリング、海洋電磁調査、環境モニタリング装置の設置作業などを行い、今後の海底資源商業化を目途とした技術革新のための貴重なデータや経験値を提供しています。

その後、3000m級AUV(自律式無人潜水機)「Deep1」を導入し、主に海底熱水鉱床やメタンハイドレートの海底精密地形調査に活用して頂いている他、海水熱水鉱床のサンプリングにも対応すべく3000m級Seabed Drill (海底着座式掘削機)「Unicorn-1」を導入し、調査母船「新潮丸」での運用を実施しています。

また、近年弊社の海洋開発事業の旗艦船として多目的作業船「POSEIDON-1」を就航。本船は海底下3000mまで掘削可能なリグを搭載して「日本海メタンハイドレート掘削調査」を皮切りにJOGMEC(独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構)殿の「海底熱水鉱床・揚鉱パイロット試験」にて揚鉱母船として起用され、水深約1600mの海底から破砕された鉱石の連続的な揚鉱に成功しました。

弊社はこれからも我が国の海洋開発事業のパイオニアとして、常に最先端の設備と機器を導入し、お客様の求めるサービスを提供して海洋における技術発展に貢献してまいります。

企業情報

深田サルベージ建設株式会社は、明治43年7月広島県呉市で深田海事工業所として創業しました。その後、昭和24年7月に深田サルベージ株式会社として法人改組、昭和63年7月に現在の深田サルベージ建設株式会社に商号変更しました。

海難救助を主な事業として発足しましたが、国の発展とともに鉄構工事や海洋土木工事などのインフラ整備事業に積極的に取り組み、長大橋架設工事や港湾・空港整備工事などの大規模プロジェクトにおいて重要な役割を担ってまいりました。現在、深海探査機器など最新設備を導入して海洋開発事業へ積極的に挑んでおります。

商号深田サルベージ建設株式会社
FUKADA SALVAGE & MARINE WORKS CO.,LTD
本社所在地大阪市港区築港4丁目1番地1号 辰巳商会ビル6階
設立年月日昭和24年7月23日
資本金6億 5,000万円
営業種目海洋土木工事、海洋開発関連事業および海洋資源調査
海難船舶および貨物の調査、救助、撤去、曳航
海洋汚染防除
海上運送事業および重量物品の荷役、輸送
建設工事の企画、設計、積算および施工
建設機械、舶用機器の貸渡ならびに売買
船舶・鉄構等構造物の解体ならびに売買
損害保険代理業務
一般廃棄物および産業廃棄物の収集ならびに運搬業務
船舶代理店業務
前記各号に付帯関連する一切の事業

海難救助、海洋土木から海洋開発へ

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